オカリナと弦楽オーケストラのための第1組曲〜第3楽章
今日はオカリナと弦楽オーケストラのための第1組曲から第3楽章を公開します。
第3楽章は、唯一この組曲では長調の調性を取っています。
この曲はもともと30秒くらいの短い音楽でしたが、今回新たに旋律を追加して、少し長めに編曲してみました。
その中にもいろいろと工夫を凝らして、短いスペースに展開の部分を多めに置いてみました。
こちらもわかりやすい古典的な感じの音楽に仕上がった思います。
楽譜上の読みで、一番下の”シ”の音は、演奏がし辛い場合が考えられます。
もしこの音楽を演奏してみたい方がいらっしゃって、そういった演奏における困難な部分がございましたら、演奏する方のニーズに合わせての編曲は可能ですので、ご相談いただけたらと思います。
またこれは最初にお伝えしましたが、私のオカリナ組曲の一貫した趣旨として、ダブルやトリプルといった、複合のオカリナはいっさい使用しない考えでいます。
音の出しやすさや、運指の容易さを考えたら、部分的には複合オカリナの方が相応しいところがあるかも知れませんが、オカリナの一番の持ち味は音色にあると思っていますので、あくまで自然で音の良い、スタンダードな楽器を想定した音楽となっています。