「オカリナと弦楽オーケストラのための組曲」とオカリナ音楽

自作曲のオカリナ音楽作品を中心に、公開していこうと思います。

オカリナ四重奏曲に編曲 「弦楽四重奏第2番」〜第1楽章 ボロディン

ボロディン作曲の弦楽四重奏第2番から第1楽章をオカリナ四重奏にアレンジしました。

この曲はボロディンの作品のなかでも、美しい旋律で有名な作品で、かねてから機会があったら編曲したいと考えていました。

2018年の3月ごろ、友人の知り合いのオカリナ奏者から、この曲を編曲してほしいと依頼がありましたが、演奏する機会を失ったため、楽曲の編曲について私に習いたいと、編曲のレッスンの教材として、編曲を試みることになりました。

調性の問題から運指がかなり困難な部分が生じましたが、そういった箇所は出来るだけ解消し、また音域の広いパッセージを途切れさせないようにするなど、様々な考慮をへて完成しました。

今年2020年5月に、新たにこの曲の構成を見直して、細かい部分の修正を行いました。
特に不協和音が生じやすい音程は、原曲の音を若干ずらして回避しています。

演奏される機会があれば幸いですが、鑑賞するだけでもボロディンのロマンティックな楽想を感じる事が出来る、作品になったのではないかと思っています。

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オカリナ四重奏曲 ボロディン弦楽四重奏第2番〜第1楽章