オカリナと弦楽オーケストラのための第1組曲〜第1楽章
まず、オカリナと弦楽オーケストラのための第1組曲を公開していこうと思います。
今日はその第1楽章を公開します。
(なおこの公開は現在進行中の編曲が完了した順に、公開をしていこうと思っています。)
弦楽オーケストラとの組み合わせで作曲した組曲としては、おおよそ今から30年くらい前に形が作られて、それ以後改定を重ねて今日に至ります。
まず、この組曲を作曲するにあたり、とりあえず思い立ったものから作ることにしました。ですので、最初は組曲になる予定ではありませんでした。
そして無伴奏のオカリナ音楽でした。
小曲を作っていくうちに、それを一つの楽曲としてまとめようと思うようになりました。作られた十曲くらいから、5曲を選んで組曲としました。
その後、無伴奏では表現が不十分であると考え、チェンバロだけの伴奏をつけましたが、それもどうもしっくりいかないと判断しました。
それで自分の一番好きな弦楽器の音を使って音楽として構成できないかと考え、オカリナと弦楽オーケストラのための音楽の作曲に至りました。
この第1組曲は、非常に短い曲の集まりでしたが、今回の改定で少しボリューム感をアップし、さらに弦楽オーケストラにチェンバロを加えて華やかさを演出してみました。
それぞれの曲は三部形式やロンド形式を基準に作られています。
あまり音楽的にもむずかしくなく、誰でも楽しめる音楽を考え作曲してみました。
楽しんで聴いていただけたら幸いです。